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西洋占星術とはどんな占いなのか?歴史やホロスコープについて解説!

2023年05月30日
西洋占星術とはどんな占いなのか?歴史やホロスコープについて解説!

占いに興味がなくても「ふたご座」「おとめ座」など、自分の星座は知っているという方は多いのではないでしょうか。この「星座」は、もともと西洋占星術の考え方が広まったものですが、なぜ自分がその星座なのかということについて説明できるという方は少ないでしょう。そこで今回は「西洋占星術」について、その歴史や基本的な考え方、活かし方などについて解説します。

 

1.西洋占星術とは

西洋占星術とは、「その瞬間空にある太陽と惑星がどの星座の位置にあるかによって、地球で起きるできごとや人々に何らかの影響を与えている」という考え方をベースに作られ、西洋諸国で研究されてきた占いの方法です。

 

1-1.西洋占星術の歴史

もともとは古代エジプトでナイル川の氾濫を予測するために発展した天文観測の技術が、アレクサンダー大王がエジプトを征服したことでヨーロッパにも広まり、ギリシャからローマ期を経てルネッサンス期に天文学と占星術が分かれ、それがイギリスに伝わり近代まで続いています。

 

1-2.西洋占星術の考え方

西洋占星術では、太陽・月・惑星(水・金・火・木・土・天・海・冥)の運行や、これらが12星座のどこに位置するかを見て占っていきます。そのときの天空の配置を図にしたものが「ホロスコープ」といい、西洋占星術ではこの「ホロスコープ」を基にしてあらゆることを読み取ります。このため、西洋占星術で占いを受ける場合生、年月日とともに出生時刻、出生地が必要になります。現在、日本で親しまれている「12星座占い」は、西洋占星術を簡単にアレンジしたもので、ホロスコープ上の太陽の星座を取り上げて占いにしたものです。

 

1-.ホロスコープについて

ホロスコープは天体図とも呼ばれ、天体(惑星)、サイン(星座)、ハウス(十二室)、アスペクト(角度)という4つの要素から構成されており、これらの要素をかけ合わせて占います。人によりこれら4つの配置は違ってくるため、結果はそれぞれ一人ひとりだけのものとなります。

 

1-.各天体(惑星)が示す意味

太陽は基本的な性格および人生の目標、月は無意識の中に隠された感情、水星は知性やコミュニケーション能力、金星は美的センスや魅力、火星は行動力や野心、木星は才能、向上心、土星は秩序や乗り越えなければならない試練、天王星は変化や創造、海王星は夢や神秘的なもの、冥王星は破壊と再生とそれぞれ関係が深いとされています。

 

1-.サイン(星座)、ハウス(十二室)、アスペクト(角度)

サイン(星座)にはそれぞれを表すキーワードがあります。たとえばホロスコープを見た時太陽がおひつじ座にある場合、おひつじ座がもつキーワードは「開拓・前向き」といったもののため、おひつじ座生まれの人の傾向として未知のことにも挑戦する勇気がある人、ということになります。

 

またハウスは、ホロスコープを12分割したもののことです。12のハウスはそれぞれ違う意味があります。

1ハウスは素質や外見、第2ハウスは財産、第3ハウスは知性、第4ハウスは家族、第5ハウスは恋愛、第6ハウスは健康、第7ハウスは結婚、第8ハウスは破壊と再生、第9ハウスは思考、第10ハウスは地位や成功、第11ハウスは交友関係、第12ハウスは潜在的な性格を表します。これらと天体を組み合わせて表すメッセージを読み解いていきます。

 

アスペクトは、ホロスコープ上における惑星と惑星の間の角度のことであり、代表的なものにコンジャンクション(0度)、セクスタイル(60度)、トライン(120度)、スクエア(90度)、オポジション(180度)があります。アスペクトを見ると表面上はわからない隠れた性質や思考を浮き上がらせ、本人が自覚していない潜在的な思いを明らかにできます。

 

2.西洋占星術でわかること

西洋占星術で占えることは「自分が生まれながらにしてもつ性格や才能」、「これから起きると予測されること」についてです。自分ではまだ気づいていないかもしれない資質を知り、それを今後の人生にどう活かすかを知るための手段として西洋占星術は役立つでしょう。

 

2-1.性格や、もって生まれたもの

ホロスコープを見れば、その人の性質や能力などが読み取れます。それだけではなく感性やものの考え方、苦手なこと、適職などがわかります。

 

2-2.これから起こること

出生図に対して経過図、トランジットと呼ばれるホロスコープはその時の天体の動きを図にしたものです。いつ頃何が起こるかを予想し、人生の大きなイベント(結婚や引っ越しなど)にベストなタイミングはいつなのか、慎重になるべき時期はいつなのかなど、星の影響力がどのように自分および社会へ現れるかを知るために使われます。

 

3.まとめ

西洋占星術とは宇宙にある天体の動きが、天体の一部である地球にも影響を及ぼしているという考えに基づき、古くは紀元前から研究され、天文学から派生して現代にまで続いているものです。ホロスコープと呼ばれる天体図をもとに、天体の位置や角度、動きが表す意味を読み取ることで生まれもったその人の性質、性格がわかるほか、これから起きることの予測にも西洋占星術は利用されます。

 

「琉右華の部屋」では、西洋占星術をはじめヒーリング、タロットなどを使用し、インスピレーションによりあなたを今の悩みから開放し、より良い方向へ導くアドバイスをさせていただきます。ご依頼を心よりお待ちしております。

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